日曜日10:00~10:25
発表者:内山徹哉 東京都港区開業
所属:東京SJCD
カテゴリー:コンベンショナル
座長:木原敏裕
妊婦健診の際に局所に進行した歯周病を認めた36歳女性の患者。妊娠中ということもあり、当初より積極的治療を控え、極力保存的な治療を行った。咬合の不調和による歯周病の増悪が考えられた為、矯正科医に依頼し咬合の改善を試みた。その間、第二子の妊娠出産等により治療の一時中断を余儀なくされたが、TBIやディプラーキングなどを適宜行い、最後は本人の弛まない努力により歯周の状況が改善した。矯正治療後は補綴等による治療もほとんど行わず、咬合調整やレジン充填等MIにより最終的な咬合の安定及び歯周組織の安定を試みた。